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すっかり爺ぃになってしまった名優メル・ギブソン主演の『映画/ブラッド・ファーザー』でネタバレ含む戯言を。しかし個人的には「アクションとしては物足りない、親子の絆を描くドラマとしては薄っぺらい」という、なんとも微妙な評価をせざるを得ない作品となってしまいました…。

ブラッド・ファーザー


2016年 フランス

主なキャスト:
メル・ギブソン
エリン・モリアーティ
ディエゴ・ルナ
ウィリアム・H・メイシー

監督:ジャン=フランソワ・リセ
脚本:ピーター・クレイグ

ネタバレ無しのあらすじ

元犯罪者で仮出所中のジョン・リンク(メル・ギブソン)は、トレーラーハウスで暮らしながらアルコール中毒のリハビリに勤しんでいた。

そんなある日、行方不明になっていた娘リディア(エリン・モリアーティ)から突然の電話が。なにやらギャングとトラブルを起こし、命を狙われているらしい。

ジョンは最愛の一人娘を守るため、元犯罪者としてのサバイバル術を駆使してギャングと戦う事を決めるのだが…。

・・・というほどサバイバル術もアクションも披露しないメル・ギブソンと、美人だけどアホな娘の、さらーっとした絆の物語。

キャストで戯言

主演はもはや説明するまでもない有名俳優、メル・ギブソン

しかし私はメジャー作品をあまり観ませんし、アクション映画も好きではないので…序盤のヒゲモジャ状態では「有名人だけど…こんな人だっけ?」という程度。しかし後半、ヒゲを剃ってからは「ああ、いた!こんな人いた!」にチェンジ(笑)

彼もアクション映画も好きではないクセになぜこの作品をチョイスしたかと言うと…目当ては彼の娘、リディア役のエリン・モリアーティです。

ちょっとした時間潰しにAmazon Primeの『ドラマ/ザ・ボーイズ』を見ていたもので、そちらに出演している『スターライト』役の娘が出ているならばちょっと見てみようかな…なんて。

うーむ、個人的にはドラマのほうが表情豊かで魅力的でした。

なにせこの映画じゃバカっぷりばかりが目立つうえに、とにかく「綺麗なお顔」だけを目当てに起用されているような使われ方で・・・砂漠地帯だろうが寝起きだろうが、縛られようがグチャグチャになろうが、ちょっと目を離せばバッチリ綺麗なメイクに戻っているという(笑)

全体的に物足りない…

括りとしては『アクション映画』になると思うのですが、バリバリエンターテイメントのハリウッド作品と比べればアクションシーンは控えめ。

『トレーラーが襲撃されるシーン』と『バイクアクションシーン』はそれなりに見ごたえがありましたが、それ以外の部分はどうにも物足りない。

さらに『父と娘の絆ドラマ』的な設定ではあるものの…そちらも微妙。尺が短いため人物描写はセリフ説明に頼る部分が多く、話の展開もかなり駆け足。

最後はそれっぽく終わらせてはいるものの、感動できるほどのめり込む事もできなかったために「あ、はい。そうですか…」としか言えず。

『アクション』控えめ
『父と娘の絆』あっさり味
『元ワル親父』ちょっとワイルドな一般人レベル
『お色気要素』皆無

…という、どこに楽しさを見出して良いのかわからない映画でした…。

これならばまだ『元ワル親父が娘を守るために大暴れ!!まさにメル・ギブソン無双!』というノリでやりすぎなほどに魅せてくれたほうが楽しめた気も。もしくは『元犯罪者の父親と娘の絆』をとことん突き詰めていただいても良かった。

中途半端にハリウッドっぽさとフランスっぽさが混ざってしまい、その結果あっちもこっちも中途半端になっているような気が…。

超個人的な戯言感想

…というわけで、本作を好きな方申し訳ない。

『とてもつまらないとは言わないが、特に何も残らない映画』というのが私の個人的な評価です。

前後クレジットを抜けば80分足らずですので、晩メシでも食いながら流し見るのが良いかと。特にエグいシーンもないのでお食事中でも安心、お色気要素は序盤に「ディアナの綺麗な生足」程度なので家族で鑑賞しても安心。

『アルコールダメ!ドラッグもダメ!危ない世界に顔をつっこんじゃダメ!』と道徳的なお叱りもしてくれるので、お子様とご一緒に鑑賞するのも良いでしょう。

なお本作はPG12指定(12歳以下の鑑賞は親の指導や助言が必要)ですのでご注意を。