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巨大生物系ではサメに続いて人気のあるワニ(たぶん)。今回は巨大なクロコダイルが襲い掛かる『映画/マンイーター』で戯言感想です。ネタバレるので未鑑賞の方は注意、そして犬がアレなことになるので愛犬家も注意。

マンイーター


2007年 オーストラリア

キャスト:
マイケル・ヴァルタン
ラダ・ミッチェル
サム・ワーシントン
ミア・ワシコウスカ
スティーヴン・カリー
バリー・オットー

監督:グレッグ・マクリーン
脚本:グレッグ・マクリーン

ネタバレ無しのあらすじ

オーストラリア・ノーザンテリトリーにあるカカドゥ国立公園にて、リバークルーズに参加することになった記者のピート(マイケル・ヴァルタン)。

小型クルーズ船スザンヌ号を操るケイト(ラダ・ミッチェル)他、8名の観光客と共に大自然を堪能するピートだったが、予期せぬアクシデントから全員小島に取り残されてしまうことに。

しかも川には巨大なクロコダイルが…。

・・・というお話。ワニでっけー。

キャストで戯言

『B級パニック映画』としか思えないタイトルとパッケージから、「どうせ見たこともない大根役者が、お人形感丸出しのワニでギャーギャーやる映画でしょ?」と思いきや・・・意外にキャスティングは豪華。

顔も性格もちょっとアレなクセに一応ヒロイン的な位置にいるケイト役は『映画/サイレントヒル』などでお馴染みのラダ・ミッチェル

地元のヤンキー的な若者ニールに『映画/アバター』で脚光を浴びるも、その後がいまいち続かないサム・ワーシントン。今回は一瞬だけ生尻も披露。

家族連れの娘シュリーはファンも多いミア・ワシコウスカ。こっちがヒロインだろ!…と言いたい方もいるでしょうが、全然目立たないキャラなのが残念。

機材を自慢するイタいカメラマンはコメディアン兼俳優のスティーヴン・カリー。彼が主演の『アニマルズ 愛のケダモノ』もなかなかエグくて良い作品ですぞ。

…と、主人公を忘れていました。

ピート役はマイケル・ヴァルタン。ドラマで知られているそうなのですが、わたしゃ全く知らん人でした。

ヒロイン、喰われる(笑)

B級かと思いったら意外にキャストが豪華・・・なだけでなく、中身も意外にマトモな『映画/マンイーター』

クルーズ出航後、登場人物1人1人が『私こういうキャラです』的にセリフと行動で自己紹介していくのもお約束。

予想外のアクシデントで小島に孤立状態になり、自分勝手な人間がわーわー言い出すのもお約束。

実に王道的パニック映画ですなぁ。

ところがどっこい、ワニに喰われる順番はちょっと斬新。

この手の映画で最初の犠牲者になるのは『嫌なヤツ』or『いちゃつくカップル』というのが王道なのに、最初の犠牲者は『意外としっかりしたオジサマ』という予想外展開。

そこから『アホな若者』を挟み、次に犠牲になるのは『頼りになるチョイワル兄貴』 え?サム・ワーシントンはこんなに早く退場!?

そしてその次の『自分勝手オヤジ』はまぁ良いとして、なんと5人目は『ヒロイン』という(笑)

ネタバレすれば最終的にこのヒロイン(ケイト)は助かるわけですが、モブキャラと同様の流れでヒロインが喰われてしまうというのは衝撃でしたなぁ。

まぁこの女、好感が持てないキャラだったのでそのまんま死んでもらっても良かったんですけど。

超個人的な戯言感想

…というわけで、かなり短いですが今回は終わり。冒頭にも書きましたが、わたしゃこの手の映画は全然興味ないんですもの。

予想以上に巨大ワニの造形がリアルでラストもしっかりハラハラドキドキさせていただきましたが、感想としては「まぁ良いのでは」といった程度。それ以外は屁も出ませぬ。

なにせ単純にミア・ワシコウスカとサム・ワーシントン目当てだったもので…。

しかし肝心のミア嬢は「いてもいなくてもあまり変わらない」ようなキャラで、サムに至っては「スポットが当たったと思ったらすぐ喰われる」という不遇キャラ。

なんのために好きでもないジャンルで1時間半も頑張ったのかわかりませんよ、わたしゃ…。