『ザ・ボーイ/人形少年の館』ネタバレとキャストとブラームスやべぇっ

注意!)当記事は『ザ・ボーイ/人形少年の館』のあらすじ・ネタバレ・伏線等を含みます。未鑑賞の方はご注意下さい。

今回引っ張り出してきたのは『映画/ザ・ボーイ 人形少年の館』、不気味な雰囲気漂う人形系ホラーです。

最初の印象~中盤までは完全に心霊系のノリで進む本作ですが、後半は驚愕のどんでん返しが待っていますよ…。

そしてどうやら続編が出るらしいですので、そのへんも最後に触れておきます。(2018年末の情報)

ザ・ボーイ/人形少年の館


2016年 アメリカ

主なキャスト:

ローレン・コーハン
ルパート・エヴァンス
ベン・ロブソン
ジェームス・ラッセル

監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:ステイシー・メニヤー

ネタバレ無しのあらすじ

舞台はイングランド。

住み込みの子守りとしてヒールシャー家に雇われたグレタ(ローレン・コーハン)だったが、屋敷を訪れた彼女が見たものは『人形であるブラームスを、本物の子供のように扱うヒールシャー夫妻の姿』だった。

ボケておかしくなった老夫婦に付き合わされている感はあるものの、子守りとして働く事を決めたグレタ。

しかしほどなくして、彼女の周囲に不可解な現象が多発し始めるのだった…。

・・・といった内容の作品。


今回はキャストで大きなネタバレを含むよ!

キャストで戯言

主演はローレン・コーハン。出演映画は少なめですが、ドラマ女優としてなら知っている方も多いのではないかと。ドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』に2ndシーズンから出演している女優さんです。

残念ながら彼女以外は有名な俳優は出演しておらず、私もベン・ロブソン(DV彼氏)をなんとなーく知っている程度。

そして未鑑賞の方には最大のネタバレになってしまう部分なのですが…ブラームス(少年時代ではなく成長後)を演じているのはジェームス・ラッセルという俳優さんです。ええ、もちろん全然知りません(笑)

作品中ではずっと仮面をかぶったまま。胸毛とヒゲのムサ苦しさをアピールしているだけですので、仮にこれがヒュー・ジャックマンだったとしてもさほど変わらないような気がします(笑)

ボケ老人の戯言

ホント、痴呆って怖いんですよ。私も歳を取るにつれて若い頃には考えられないような勘違いをしたり、自分でも知らぬ間に「え、わしは何をやってたんだ?」と思うような行動をとっていたりしますし。

いやいや、まだそこまで歳はとっていませんけどね。ヤバい薬もやってませんよ。

老夫婦が人形を「可愛いわねー、ブラームスちゃーん」と、生きた人間として扱っているくらいなら許容範囲な気もしますが、そこに金を払って子守りまで雇うとなると…そりゃちょっと引いちゃいますな。

案の定、グレタも最初はそんな顔です。老夫婦のオツムを心配してか「可哀そうに…」といった表情すら伺えます。

しかし一度最後まで鑑賞した後で、再度見てみると…けっこう細かいトコで伏線が張ってあるんですよね。

  • 『話す時は大きな声で』
    (壁の中のブラームスによく聞こえるように)
  • 『音楽は大音量で』
    (壁の中のブラームスがよく聴こえるように)
  • 『食べ物は捨てずに冷蔵庫へ』
    (壁の中のブラームスがこっそり食べに来れるように)

などなど。ネズミ対策などもその一部です。

どうせならもっとブラームスが幸せな壁の中ライフを送れるように、

  • 『着替える時は壁に向かって』
    (壁の中のブラームスが見やすいように)
  • 『トイレは音を消さずに』
    (壁の中のブラームスが聴きやすいように)
  • 『悶々とした夜、ベッドで一人でアレとかコレとかしたくなった時は布団はかけずにオープンで。明かりも灯す事。できるだけ声も大きく』
    (壁の中のブラー…以下略)

なども追加しておくべきです。いや、映画として描かれなかっただけで、本当はこんな決まり事もあったに違いありません。ブラームスからは私に近い変態性を感じますから、この程度は当然の要求なはず。

方向転換しまーす

物語後半までは明らかに『心霊系ホラー』のノリで進むわけですが、これはこれで不気味で面白い。

しかし壁から「生ブラームス」が出てきてからは物語は一変。リアル系スリラーへと曲がっていくわけです。

最初はリアル系だと思わせておきながら「心霊でした!」とか「呪いでした!」といった方向へ曲がられるとガッカリ感が大きいですが、逆は嫌いではありません。

リアル系スリラーだと思わせつつ、急にオカルト方向へ飛び去っていく作品といえばコレだ!!

続編は?

最終的にけっこうな力技で終わらせてくる作品ではありますが、まぁ受け入れられる範疇なのではないかな…と。

あれだけ木っ端微塵に割れた陶器の頭をそんなふうに修理できないだろー、とは思いますけどね。というか時間が経てば回復するような傷じゃなかったよね、ブラームス。

この『ブラームスは死んでいなかった』の終わり方、ややもすると続編がありそうに思えますが…どうやら来るようですよ、続編。

監督&脚本は続投で、主演にケイティ・ホームズ

再びヒールシャー家が舞台となり、そこに引っ越してきた家族の話になるようです。

参考記事:

人形ホラー「ザ・ボーイ 人形少年の館」続編にケイティ・ホームズ (映画.com)

製作陣が変わると雰囲気が変わってしまうので危険だったりもしますが、監督続投ならば見るしかないでしょう。本作の監督、ウィリアム・ブレント・ベルは『映画/ウェア 破滅』もなかなか面白かったので期待です。続編は2019年1月から撮影開始予定とのこと。

しかし個人的にケイティ・ホームズはあまり好きではないので、違う人が良かったかなー、なんて…。