映画『ベスト・キッドシリーズ』まとめて3連発!3作品!

だいぶ昔に一世を風靡した「映画/ベスト・キッド」。中学生くらいの頃に初めてレンタル(当時はビデオ)で鑑賞し、大好きな映画でした。

今回は「ベスト・キッド」「ベスト・キッド2」「ベスト・キッド3」と三作まとめて鑑賞しての戯言を発射したいと思います。

今見るとなかなかぶっ飛んだ作品ですよ。なおリメイクのほうではありませんのでご注意を(笑)

ベスト・キッド

1984年 アメリカ

主なキャスト:

ラルフ・マッチオ
ノリユキ・パット・モリタ
エリザベス・シュー

監督:ジョン・G・アヴィルドセン

ネタバレ無しのあらすじ

母親と二人暮らしのダニエル(ラルフ・マッチオ)は、母の仕事の都合で引っ越しをすることに。

新天地では友人もでき、アリという可愛い女の子(エリザベス・シュー)とも親しくなるなど、順調な滑り出しと思えたが・・・ジョニーというアリの元カレ率いる不良少年達に袋叩きにあってしまう。

「カラテやってるんだぜ」とデカい事言っていたダニエルの情けない姿に、友人たちもげんなり。

それ以来ジョニー達からイジメにあうようになったダニエルだったが、アパートの管理人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)との出会いを機に、カラテの道に目覚めていくのであった・・・・。

・・・といった内容の作品。

ベスト・キッド2

1986年 アメリカ

主なキャスト:

ラルフ・マッチオ
ノリユキ・パット・モリタ
タムリン・トミタ

監督:ジョン・G・アヴィルドセン

ネタバレ無しのあらすじ

前作「ベスト・キッド」での空手大会で優勝したダニエル(ラルフ・マッチオ)は、師であるミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)の父が危篤であるとの知らせを受け、ともに沖縄の地へと旅立つ。

しかし沖縄の地を牛耳っていたサトウはミヤギと因縁深き間柄で、到着早々決闘を申し込まれたり弟子達に襲われたりと前途多難。

それでもダニエルさんはいつものご様子で、今回は沖縄美人のクミコ(タムリン・トミタ)と良い仲に。

サトウがミヤギの村を潰そうとしたり、大型台風で大変なことになったり、サトウとミヤギが仲直りしたりつつ・・・ダニエルさんはサトウの弟子と一騎打ちをすることに・・・。

・・・といった内容の作品。

ベスト・キッド3/最後の挑戦

1989年 アメリカ

主なキャスト:

ラルフ・マッチオ
ノリユキ・パット・モリタ
ロビン・ライヴリー

監督:ジョン・G・アヴィルドセン

ネタバレ無しのあらすじ

一作目の「ベスト・キッド」の空手大会後、ダニエル(ラルフ・マッチオ)と決勝戦を戦って敗れたジョニーが所属するコブラ会は、門下生も失いすっかり寂れてしまっていた。

困窮した指導者のクリーズは、ベトナム戦争時代の戦友でもあり、裕福な産業廃棄物処理会社社長テリー・シルバーの助けを得て、ダニエルとミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)への復讐を開始する。

一方、やっぱりいつもの調子のダニエルさん…今度はジェシカという可愛い女の子(ロビン・ライヴリー)と仲良くなり、アレやコレやとアホウな事をしてしまう。

シルバーの差し金で強制的に空手大会に参加せざるを得ない状況になったダニエルだが、ミヤギは「戦うための空手は教えない」とし、二人は仲違いする事に。

焦ったダニエルはシルバーに師事することに決めるが、その彼こそが黒幕であるとは気づいていなかった・・・

・・・といった内容の作品。

ベスト・キッドシリーズ

どうも最近は「シリーズ化の予定だったけど、やっぱり興行がイマイチだからやーめた!」とブン投げられたり、「シリーズ化の予定はなかったけど、興行が上手くいったから続編作るわ!ただし監督と主演は変えるけど!」という、それで良いのか?と思うようなやり方だったり・・・なんとも自分たちの都合しか考えていないような展開が目立ちます。

仕方ないんですけどね、映画は商売ですから。

個人的にはシリーズ化で「主演の変更」は問題外。監督の変更もできればやめていただきたいです。

このベスト・キッドシリーズは古い作品という事もあり、そのへんがしっかりしています。3作通してラルフ・マッチオとノリユキ・パット・モリタ、監督も続投です。

ちなみに「映画/ベスト・キッド4」もありますが、あっちは別物として扱われる事が多いです。ノリユキ・パット・モリタは出演していますが、ダニエルさんの代わりにジュリー(ヒラリー・スワンク)となり、監督も違います。

私の中でも「ベスト・キッドは3部作」です。

ここから三作連発でレビューだよ!!

ベスト・キッド

まずは元祖「映画/ベスト・キッド」から。

ガールフレンド役のエリザベス・シューはこの映画がきっかけでブレイクし、その後大物作品へと羽ばたいていきました。

改めて観てみるとめちゃめちゃ古臭い映画ですね。

展開もセリフも、女性の髪形も古臭い。そして「空手」というものに対する、変な誤解感が・・・。

最近の映画でもチョイチョイ感じる「なんか変な日本感」ですが、この映画はかなり出ています。沖縄に舞台を移した「映画/ベスト・キッド2」ではさらに炸裂しますけど(笑)

ツッコミどころは盛沢山ですし、終始漂うダニエルさんのチャラさがたまりません。

カッコつける事だけ一人前で、中身無いクセにヘラヘラと調子に乗る様が・・・まるで現代の日本の若者を見ているようです(笑)

作品中でミヤギがダニエルに指導する「ワックスかける!ワックス取る!」は、その後いろいろなところでネタになりました。

内容は今見るとコメディレベル部分も多いですが、終盤の展開はちょっと胸が熱くなります。

映画の看板とも言える「あのポーズ」をプリントしたTシャツも販売されていますよ。やはり好きな人は多いのでしょうね。

ベスト・キッド2

私がシリーズの中で最も好きなのがこの「映画/ベスト・キッド2」です。

そしてシリーズの中でも最もカオスな香りが漂うのも「映画/ベスト・キッド2」です(笑)

とにかく「日本はこんなんじゃない!!」と抗議したくなるほどの「これじゃない感」が突き抜けています。

そんな風習ないよ!?と困惑してしまうような展開に、「コローシテヤルカラナー!」とカタコトで話す日本人たち(笑)

今も昔も、あちらで「日本人」を表現する時って「中国人」を使う事が多いですよね・・・。

そしてヒロイン役はタムリン・トミタ。

当時中学生だった私は、彼女に本気惚れしてしまいました。昔からパッとしていない顔が好きなんですよね。お目目ぱっちりは苦手です。

残念ながら現在のタムリン・トミタは「・・・誰?」といった容姿になってしまいました。余計な手術をしおって・・・。

最大のツッコミ場面の「みんなでデンデン太鼓」は、笑うトコではないはずなのに…やはり笑ってしまいます。

ベスト・キッド3/最後の挑戦

個人的にはちょっと残念な仕上がりだった「映画/ベスト・キッド3 最後の挑戦」

カオス感はやや薄まり「盆栽ってそういうものじゃないよね?」といった程度です。

しかしダニエルさんは相変わらずの平常運転。今度のガールフレンドはロビン・ライヴリーです。彼女はこの作品後はドラマ俳優の方向へ流れていってしまいました。。。

それにしても、ミヤギさんが大事に隠していた植木を勝手に掘り起こして取ってくるってどうなのよ(笑)

メインテーマとしてコブラ会との因縁が描かれるのは面白かったのですが、全体的に話が重いというか・・・良く言えば深みが増したとも言えますし、悪く言えば痛快さに欠けてしまった・・と感じます。

前作が突き抜けすぎだったぶん、小さくまとまってしまった印象がありました。

生涯思い出に残る作品

子供の頃に、自分に影響を与えた作品って忘れられないですよね。漫画だったり、映画だったり、小説だったり。

私にとって「映画/ベスト・キッド」シリーズは、そんな1本・・いや、3本です。

残念ながらノリユキ・パット・モリタ氏は2005年に死去してしまいましたが・・・彼の姿と、「ホントにアメリカ生まれのアメリカ育ち?」と疑ってしまうような英語は生涯忘れられません。

いまだにDVDを新品購入できますし、やはり好きな人は多いのでしょうね。

それにしても・・・4はまぁ無かったものとするとして、リメイクはちょっとがっかりです。

タイトルは同じく「The Karate Kid(カラテキッド)」のクセに、空手ではなくカンフーを習うってのはどうかと。スタッフの間では「The Kung Fu Kid(カンフーキッド)」と呼ばれていたそうなので、タイトルもそうすれば良かったのに・・・。

アレは「リメイク」としてではなく、オマージュ作品として世に送り出して欲しかったです。。。