『アナ・エクランドのエクソシズム』脱力系悪魔祓い映画でネタバレ戯言

タイトルからしてなんとも言えない空気が漂う『映画/アナ・エクランドのエクソシズム』、あらすじとネタバレを含みます…とか言ってみるものの、ぶっちゃけネタなんてありゃしない。あらすじも「頑張って悪魔祓いをしました」で終わらせて良いような迷作です。

アナ・エクランドのエクソシズム


2016年 イギリス

主なキャスト:
リー・ベイン
ティファニー・ケリー
ジェフリー・ラジェット

監督:アンドリュー・ジョーンズ
脚本:アンドリュー・ジョーンズ

ネタバレ無しのあらすじ

ヴァチカン。

悪魔に憑かれたアナ・エクランド(ティファニー・ケリー)を救うため、信仰に迷いを持つ神父リチャード(リー・ベイン)は頑張って悪魔祓いをしました。

アナは助かりました。以上。

・・・で終わらせちゃって良いのではないかと思うほどに中身が薄い作品。

注)予告編は英語版になります

オープニング&エンドのクレジット

上記「あらすじ」からお察しの通り、非常に中身が薄い本作。じゃあ書くこともないかと思いきや、変な意味で語れる部分が盛りだくさんという謎の怪作だったり…。

まず鑑賞した方100人中、108人くらいは感じたと思いますが…

とにかくオープニングクレジットが長すぎる!

ずーーーっとベッドの上で暴れる女とクレジットを交互に見させられながら、延々5分以上続くオープニング。

これで肌着の裾からパンツの一つも覗けば多少は頑張れるかもしれませんが、そんなサプライズは一切無し。…というか、このお姉さんのルックス自体があまり好きになれないため、仮にパンツが見れたとしても嬉しくもなんともない。

そしてこのオープニングが短かったと感じてしまうほどに…

エンドクレジットも異様に長いっ!!

入りはそれっぽいBGMで普通にクレジットが流れ始まるものの、すぐに力が抜けるような音楽にチェンジ。そこから俳優一人一人を追ってのキャスト紹介の始まり始まり~です。

この『映像付きキャスト紹介』が端役に至るまで続けられ、終盤は「誰これ?出てた?」と言いたくなるような人物まで網羅するこだわりっぷり。

やっとこキャスト紹介が終わったら、そこから黒バックに文字が流れる通常エンドクレジットが始まるという…。しかも最初は「CAST」から。

だから出演俳優はさっき見たばっかりじゃん!!(笑)

どんだけ俳優アピールしたいんですか、この映画は。


ここからネタバレを含むよ!!
…といっても、ネタなど無いようなもんだよ!

ネタバレ?ありの戯言

とにかく山無し谷無しの展開の作品ですので、話の流れも淡々としたもの。

『悪魔に憑かれた女性』と『信仰に疑いを感じた神父』、『それを支える老神父』という目新しさも何もない役柄が登場し、『ダラダラした会話』と『悪魔に憑かれた演技を頑張るお姉さん』を行ったり来たりするだけ

終盤に始まる肝心な悪魔祓いシーンも全く目新しさはなく、『頑張って祈る(神父)』と『暴言で挑発する(お姉さん)』を行ったり来たりするだけ

最終的に「血の涙を流すマリア像」になぞらえて悪魔祓いは成功。めでたしめでたしで終わりです。

いえ、残念ながら終わっていませんでした。

途中で挟まれた「アナには癒やしの力がある」という設定、もうそのままぶん投げて終わってくれても良いのに…しっかりとそこを引っ張ってきて、最後のドンデン返し的な展開が開始です。さぁみんなで力をあわせて悪魔を倒そう!!

ところがこのラストバトルがまた…

えらく中途半端なやっつけ仕事バトル

でございまして。

臨場感を演出したいのか、チープさを誤魔化したいのか、えらく揺れるカメラワークで安いアクションを披露してくれます。

しかしリチャード、シスターに対してはエゲつないくらい本気で攻撃するのね…(汗)

個人的な戯言感想

…というわけで、最後に羽が舞い、明るい光が差す中、リチャードは天にいったい何を見たのか…

なんてことはどうでも良いくらいつまらん映画でした。

ちなみに私はAmazonPrimeVideoでの鑑賞だったのですが、アマゾンでのこの映画の紹介文がヤバいんです。

ひとり の じょせい が あくりょう に よりつかれた。 しゅうどう-いん で、 しさい と バチカン の ちょうさ-いん が あくま はらい に いどむ。 かれ-ら の しんこう-しん が ためされ。

Amazon商品ページ・紹介文より

やだなにこれ、怖いっ!!

アマゾンの紹介文は「英語をそのまま翻訳サイト使ってコピペ」のような文章がよく見受けられますので、そういう流れでこうなっちゃったんでしょうが…背筋がゾゾゾッとなる気持ち悪さ。気になる方はその目でお確かめを。

最後が「ためされ。」で終わっているところも気持ち悪い。子供が書いたような平仮名だけの文章って、どうして不気味なんでしょうね…。