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ちょっと仕事に疲れていたせいか「屁理屈のない気楽な作品が観たい・・」なんて考えてたら、何を血迷ったのか「グレムリン2」なんて観てしましました。しかし今観てみると、イロイロと思うところがあったりで・・

グレムリン2


1990年 アメリカ

主なキャスト:

ザック・ギャリガン
フィービー・ケイツ
ジョン・グローヴァー

監督:ジョー・ダンテ
脚本:チャーリー・ハース

あらすじ

前作「グレムリン」のその後として描かれており、メインキャストのビリー(ザック・ギャリガン)とケイト(フィービー・ケイツ)も続投で出演。

不動産王ダニエル・クランプのチャイナタウン再開発計画のアレやコレに巻き込まれ、ギズモが遺伝子研究室に捕獲され・・・序盤からお水でポンポン増えたと思ったら、さらに増殖。

クランプタワーと呼ばれる高層ビル内でわちゃわちゃな状態になりつつ、もう何が何やら・・

・・・といった内容の作品。



ここからネタバレを含むよ!

気持ち良いくらいふざけ過ぎ

とにかく作品中のあちこちにバラ撒かれているパロディネタ。

映画冒頭のバッグス・バニーのおふざけから始まり、ランボーのワンシーン、作品中に映像が乱れて「グレムリン達がこの映画そのものを妨害する」といった演出など・・・遊び過ぎなくらいに遊んでくれるのが楽しい・・と感じるかどうかはあなた次第。

不動産王として登場するダニエル・クランプに至っては、その当時同じく不動産王として有名だったドナルド・トランプをパロった人物です。

うーむ、まさかこの約25年後に大統領になるなとは、製作陣も思わなかった事でしょう…。

グレムリンの中で1匹、脳ホルモンを摂取する事で知性に目覚める個体が出るのですが・・・コイツもファッションなどから「スティーブ・ジョブズ」だと思われます。

見どころ・ポイント

前作で「ギズモの可愛さ」が話題になったせいか、今作ではあざといくらいに「可愛いアクション」でサービスしてくれます。「ギズモが可愛くて死ぬ」といった方であれば、ご飯三杯は食えそうです。

単純明快な作品なので、深く読み解く必要もなし。むしろ深く考えるとツッコミどころ満載です。

わりと冒頭から急展開で進むので、ただただその流れに身を任せつつ、アホ臭いノリを楽しみましょう。

お子様も楽しめる娯楽作品なのでお色気シーンはほぼ皆無。家族で鑑賞しても「不自然にお父さんが新聞を読みだす」「お母さんが急にお茶を入れにいったりする」といった事もなく、安心して楽しめますよ。

家族で観ている最中のベッドシーンはホント困るよね・・・