映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』でネタバレ戯言

今回は少々珍しいチョイス。『映画/ふたりはプリキュ・・・ではなく、『映画/ふたりの女王 メアリーとエリザベス』でネタバレ含む戯言を。実在の人物を扱った歴史モノですな。

アメリカの歴史ならばある程度イケるのですが、わたしゃどうもヨーロッパ系には弱くて…。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス


2018年 アメリカ・イギリス

キャスト:
シアーシャ・ローナン
マーゴット・ロビー
ガイ・ピアース

監督:ジョージー・ルーク
脚本:ボー・ウィリモン

ネタバレ無しのあらすじ

1561年、夫であるフランソワ二世との死別によりスコットランドへ帰国したメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)は、異母兄であるジェームズ・スチュアートの支援を受けて女王となった。

強気なやり口で着々と自らの立場を固めていくメアリーに対し、隣国イングランドでは女王エリザベス(マーゴット・ロビー)とその配下が策を練り・・・と、簡単に「あらすじ」なんて書けないような政治のぐちゃぐちゃ感。

しかも25年間を約120分で描いている(物語は実質7年間)ため、詰め込みすぎで目まぐるしい展開。

ついていくのがやっとだよ!もっと歴史を勉強しておけばよかったよ!…と後悔するような内容。

キャストで戯言

邦題はふたりはプリ…ではなく(しつこい)、『ふたりの女王』となっていますが、原題は『Mary Queen of Scots』、すなわち『スコットランドのメアリー女王』ですので、メアリーが主食となる物語でありエリザベスはオカズです。

そんな白米、メアリー女王役はみんな大好きシアーシャ・ローナン。若い頃からエゲつない数の賞にノミネートされ、多々受賞している化け物みたいな女ですな。もちろん褒め言葉ですよ。

そしてもう一人のオカズ女王、エリザベスはマーゴット・ロビー。『映画/ウルフ・オブ・ウォールストリート』でブレイクした女優ですが、今では『ハーレイ・クインの人』のほうが通じるかと。わたしゃどう見ても彼女が美人だとは思えませんが、世間では美人扱いなので美人なのでしょう…。

天然痘の名残を隠すために真っ白に顔を塗り、真っ赤なヅラをかぶった姿は『映画/IT イット』のピエロにしか見えず、別の意味で化け物みたいな…。

彼女ら以外のキャストとして、取り巻きの男が両国にウジャウジャおりますが・・・個人的に「これだ!」と言えるような俳優はガイ・ピアースのみ。あとはよく知らない方ばかりでした。

両国の歴史について

突然ですが、あなたはイングランドとスコットランドの歴史についてお詳しいですか?…そうですか、そりゃ素晴らしい。

恥ずかしながら私はそっち方面は非常に苦手でして。

そもそもね、どうしてあっちの人間は○○○二世とか三世とか、同じ名前が並ぶのさ!

ヘンリーもエリザベスもジェームズもメアリーも、○世○世と数を増やしながら家系図にゾロゾロ並びやがって。『ルパンといったら三世でしょ!』といった感じに一人だけ目立ってくれれば良いのに、重要な事件1つとっても名前がカブっているヤツが複数いたり…もう嫌っ。

本当ならばここで映画をより楽しむために『3分でわかる!イングランドとスコットランドの歴史』的なコーナーを入れておこうと思ったのですが、そもそも私が理解していないので解説なんぞできません。

興味がある方は自分で調べて下さい。

続く内容も、映画考察系ブログとして『史実と比較しながら映画内容を解説する』というスタイルで書き連ねていくのがベターかと思うのですが、これまた知識と教養が追いついていないのでご勘弁を。

まず第一に、そういったおカタい内容を望む方がここ『映画で戯言三昧』という変人お下劣ブログを読んでいるはずがないじゃないですか。私の役目はいつものように「いかにして尻フェチの話に持ち込むか」ですよ。そういえば作中、シアーシャ・ローナンが生尻をぺろんとめくりあげるシーンがありましたな…。

超個人的な戯言感想

…というわけで、「カトリックとプロテスタント」「二人の女王の対比」などなど、考察すべきテーマが多く盛り込まれた作品であるにも関わらず、そのあたりの話は一切触れないまま終わりです。異様に文字数も少ないですが、終わりです。

やはりサイコな犯罪者や斜め上の思想を持つ狂人、尻やおっぱいが出てこないと文章に本調子が出てこないようで。

もちろん映画としてはそれなりに面白いと感じましたし、演出やカメラワークも良い。やや展開が駆け足過ぎる感はありますが、俳優陣の演技力も光っている。一般的には『美しい悲劇のヒロイン』とされているメアリー・スチュアートを傲慢で豪傑的な女性として描き、『恐怖の女帝』のイメージが強いエリザベス女王を運命に翻弄される悲しき為政者として描く、そんな斬新さもなかなか味わい深い。

あちらの歴史が好きな方も私のようにあまり知らない方も、見て損のない1本だと思います。

とりあえず『25年の歳月を描いておきながら、シアーシャ・ローナンもガイ・ピアースもほぼ見た目が変っていない』という件には触れないでおきましょう。マーゴット・ロビーだけは別人のように化け物に変貌してますけどね…。