映画『フローズン・ライター』ネタバレ戯言

なにやらターミネーター2の子役として有名らしいエドワード・ファーロング主演『映画/フローズン・ライター』なのですが…私は有名作品にはとんと縁のない映画人生ですので、彼を全く知りません。

彼に対して「好き補正」がかかればまた別の話なのかもしれませんが、全く魅力も感じず…。肝心の内容も…。

フローズン・ライター
(原題:Below Zero)


2011年 カナダ

主なキャスト:

エドワード・ファーロング
クリスティン・ブース
マイケル・ベリーマン

監督:ジャスティン・トーマス

ネタバレ無しのあらすじ

脚本家のジャック(エドワード・ファーロング)は新作を書き上げるため、冷凍庫に閉じこもって執筆をするという謎手段を試みる。

ペニー(クリスティン・ブース)の案内により古びた精肉工場の冷凍庫に入ったジャックだが、彼のエージェントの指示で脚本を書きあげるまで完全に閉じ込められるハメに。

寒さと孤独という極限状態に追い込まれたジャックは…

・・・といった内容…なの?と、疑問に思ってしまう謎内容の作品。

注)動画は予告編ではなく、冒頭の一部カット版になります

キャストで戯言

冒頭でも書きましたが、主演はエドワード・ファーロング。超有名な『映画/ターミネーター2』でジョン・コナー役を演じた…らしいのですが、私はターミネーター2は「無表情でガシガシ走ってくるT1000」しか印象に残っていませんので、全然知りません。

なにやら女性陣にはキュンキュン来る俳優だったらしいのですが…これが?この山田孝之と彦摩呂を足して1.5で割ったような彼が??うーむ、まったく理解できません…。時の流れは残酷という事なのでしょうか…。

そしてヒロイン…というか、添え物女優はクリスティン・ブース。こちらも全く知りません。

これで内容が面白ければ文句はないのですが、この映画は肝心のそっちもアレでして。

つまり『大げさな演技で魅力のない男優』『同じく魅力もなければ知りもしない女優』で繰り広げられる『アイデアがスベってる駄作』です。

ええ、全然褒めるトコ見つかりませんでした。。。

ここからネタバレと結末を含むよ!!

ネタバレ有りのあらすじ

まずは冷凍庫にジャックが押し込まれ、キーボードを打ち始めるのですが……え、あんた脚本家のクセに一本指打ち??

『映画/ブラック・バタフライ』の時も同じ事を書いたような気がするのですが、ペンではなくキーボードやタイプライターを使用する作家で「人差し指一本打ち」ってよくある話なのですか??

私ですらタッチタイピング(ブラインドタッチとは言わないらしい)でバシバシ打つというのに、専門の生業としている方がおぼつかないタイピングてどうなんでしょう。

…と、そんな事はどうでも良いんです。

この『冷蔵庫に入ったジャック』『ジャックが書いている物語』を織り交ぜる…という手法で映画は進み始めます。ほほう、そうきましたか。ありがちですな。

途中で思い直して展開を変えてみるなど、ちょっとヒネった流れで進むのですが…残念な事にそのどちらの世界も面白くない(笑)

徐々に『冷凍庫に入ったジャック』のほうでも現実とは思えないような現象が起き始めるのですが、もうこのへんに来る頃には『どっちも虚構ってオチだろ?』と予測がついてしまうのも残念。

結局最終的にはそれらを全部ひっくるめたものを…

『…と思ったら、実はペニーに車に乗せられた直後に事故を起こし、作品中に出てきたヤバい精肉工場に連れ込まれていたのでした』

というオチでひっくり返し、ついでにそれを…

『…という話を書き上げたのでした。…が、消えました。おかしくなって血で書き上げようとしました』

とひっくり返した後に、さらに…

『…も嘘でした。ペニーの脚本をパクり、コール(子供)を連れて去るのでした』

と、三回転半ひねりで着地。

メタ視にメタ視を重ねた作品構成はなかなか面白い…と言いたいのですが、これまた…

そんだけやっても、その全てが面白くない

という徹底っぷり(笑)ダメ脚本家がダメ作品を書く話で、その映画自体がダメ脚本だとは…。

超個人的な感想戯言

もうとにかく脚本が面白くない。カメラワークなど映像表現はそれなりに狙っているのですが、そっちも平凡の域を出ず。

作品中に出てきた『BOSH(バカでお粗末で冴えない話)』とは、まさにこの映画自身を指していると言っても過言ではないかと…。

あれ?もしかして狙っているんでしょうか?

『つまらん脚本を書き上げる作家の話だから、彼が書く物語も彼自身の物語も、もうこの映画に入ってる全てをつまらない物にしよう!』という意欲的な作品だったのでしょうか…。だとしたらもう「あんた天才。すごい」としか言えませぬ。

なにはともあれ、凡人の私にとってはバカなネタを書く事すらできない完璧な駄作でした。

最終的に私の中には「クリスティン・ブースの豚っ鼻笑い」しか残っていません。チーン。