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もはや鑑賞者も少ないであろうどーでも良い映画『監禁調教』でネタバレ含むあらすじと戯言。こんな事言うのもアレですがホント見る価値もないしょーもない作品ですよ。

しかしあえてそういう映画が見たい!という酔狂な方ならば一見の価値が・・・いや、やっぱり無いな。

監禁調教

監禁調教(字幕版)

パッケージはちょっとアレなので黒塗り。
以前、某監禁モノのパッケージでGoogleからお叱りを受けたので。


2011年 カナダ

キャスト:
ダリル・ドハティ
アリ・アダチア
ノエル・デュボア

監督:ナサニエル・ウォルシュ
脚本:ナサニエル・ウォルシュ

あらすじ

女たらしのTVプロデューサー、スペンサーが帰宅すると自宅に見知らぬ女が待っていた。

とりあえず部屋に引っ張り込んでアレコレした後、さっさと女を追い出したスペンサーだったが、コイツがまたヤバい女で・・・。

・・・といった流れでしょーもない内容をダラダラ垂れ流す駄作。

文句の付け所が無い駄作

久しぶりに素晴らしい作品に出会いましたなぁ。

マルチアングルで展開する安っぽいオープニング!
どこぞのアイドルのような自己満足の大根演技!
会話している人物を交互に映すだけの素人カメラワーク!
聞いていて恥ずかしくなるような駄セリフ!
要点を詰めれば10分で終わりそうなストーリー!

…と、まさに完璧な仕上がり。

しかしアレでしょ?そもそもこの映画を観ようと思う人なんて、

『映画のことなんてよくわからんけど、とにかくおっぱいとか見たいだけの俗物』

もしくは

『あえてB級以下の駄作を観る事で、相対的に映画の良さを実感したい映画通』

くらいなもんでしょう。

前者は内容なんてどうでも良く、女が出てくるたびに「コイツは脱ぐのか!?」「脱がんのか!じゃあこっちの女はおっぱい見れるのか!?」とか、そんなノリでしょう?

例えて言うならば『素人ナンパもの(複数人)』のAVで「コイツは本番まで行くのか!?」「脱ぐだけか!!じゃあ次は!?」とかそんなノリで見るようなもんですな。私、このジャンル好きです。

しかし残念。本作は開始早々に安い洋ピンのようなわざとらしいベッドシーンがあるだけで、あとはずーっと男がイジられる姿を見るだけ。

開始約1時間あたりで脈絡もなく女がパンツ一丁になり、アホみたいなタコ踊りを披露してくれておっぱい再降臨するものの、露出はそれが最後。あとは再び男が怒ったり泣いたり逃げたりする光景を見せられるだけです。エロなんて1個も落ちていません。

そうです、冒頭から続く、男(スペンサー)の軽薄な態度で予感できるでしょうが、この『監禁調教』という映画は決して「美女を監禁して調教してみた」という内容ではなく…

ヒゲの中途半端イケメンが監禁・調教される作品です。

まさに監禁映画マニアが膝から崩れ落ちてしまうような、別の意味で残酷な映画ですな。うむ、泣くな同志よ。

しかしさきほど書いたように、あえてクソ映画に頭からダイブするような『一周回って変な境地に達した映画マニア』ならば本作はうってつけの逸品と言えるのではないかと。

外食するにしても、毎回良い店で美味いメニューばかり喰ってたらそれが当たり前になってしまうじゃないですか。たまにハズレの店で残念な思いをするからこそ名店の味が引き立つというもの。

映画もまた然り。

毎回良い店(配給会社)で美味いメニュー(面白い作品)ばかりでは、それが当たり前になってしまう。たまに酷いトコ(itnとか)で酷い作品(本作とか)を我慢して見る事で、明日からの映画ライフがより充実したものとなるのですよ。

ネタバレ戯言

前述したとおり、本作は『10分で済むような話を、ダラダラと80分かけているだけ』ですので、どうでも良いシーンで無駄に尺が長いのなんの。

ざっくりネタバレのあらすじを書いてしまえば…

映画『監禁調教』
ネタバレ1分あらすじ

クソ野郎のプロデューサー、スペンサーに不満が募った友人(であり仕事仲間)のランスは、うまい具合にスペンサーに執着している頭おかしい女を使って復讐を計画。

しかし女のイカレっぷりが斜め上すぎて自分もチーン。スペンサーは女に監禁されたまま、調教の人生が始まるのでした。終わり。

で済む話ですな。

一応のところ、ドキュメンタリー番組をやらせ演出で撮ろうとしたスペンサーが、やらせ無しのリアル拷問を撮影されるハメになる、というシャレは効いているものの、練っているのはそれくらい。

あとはぜーんぶ、要所要所にツッコミを入れながら見る。それがこの映画の楽しみの全てです。

シャワー浴びながら絶叫オペラ、その後むせび泣く…という姿に「何やらされてんの?この人」とツッコむも良し。

暗かった家に灯りがついたのを確認しているクセに、ノックしてすぐ「留守のようです」と報告を入れる警備員に「バカかおまえは!」とツッコむも良し。

意識朦朧のスペンサーにペンを持たせ、その手を自分で動かしてサインさせて「よし!」とか言ってるランスに「お前が普通に代筆しても同じじゃん!」とツッコむのも良いでしょう。

映画に対して揚げ足取りをするというのは無粋な行為ですが、時にはそれが最良の鑑賞スタイルとなる作品もあると思うのですよ。…よくわからんけど。

超個人的な戯言感想

しかしまぁいろんな監禁モノを見てきましたが、『調子に乗った男が女に監禁・調教される作品』ってのはある意味新鮮な気分でしたなぁ。

世の中にはいろいろな性癖の方がいらっしゃいますので、純粋に「俺は女にひっぱたかれたり、拷問されたり、調教されたりしたいんだっ!!」という願望のある方ならば楽しめる作品なのかもしれません。どうなの?世のドM男ども。

残念ながらわたしゃドMどころかちょっとしたMプレイですら不快になる人ですので、そっちの意味では全然楽しくないですなぁ。なんでほっぺた叩かれてベッドに押し倒され、上に乗られなきゃならんのですか。それで興奮する意味がさっぱり分からない。

下から腰を振るどころかフニャフニャに萎えて使いもんになりませんよ。

どんなに魅力的な美人だとしてもこればかりは無理。たとえ暴力が無くとも、グイグイ攻めてくるタイプというだけでヤル気がなくなるというのに。

…と、どうでも良い性癖をカミングアウトでおさらばです。どうせこの映画の記事を読む人なんていないでしょうから、何書いてもOKですよ。はははは。