『マニアック』イライジャ主演のリメイク映画でネタバレ戯言

2012年イライジャ・ウッド主演でのリメイク作品『映画/マニアック』でネタバレ含む戯言を。本家は1980年の同名映画なのですが、私はそちらは未鑑賞になります。先にこっちを見て「…微妙」と思ってしまったため、どうにも観る気が…。

マニアック


2012年 フランス・アメリカ

キャスト:
イライジャ・ウッド
ノラ・アルネゼデール
リアーヌ・バラバン
アメリカ・オリーヴォ

監督:フランク・カルフン
脚本:アレクサンドル・アジャ、グレゴリー・ルヴァスール、C・A・ローゼンバーグ

リメイク元は1980年・同名のアメリカ映画

ネタバレ無しのあらすじ

ロサンゼルスでマネキンの修復師を生業としているフランク(イライジャ・ウッド)。

しかし彼には『女を殺しては頭皮ごと髪を剥ぎ取り、マネキンにかぶせて一緒に暮らす』という…もはや「マニアック」を通り越して「変態的」とも言える性癖が。

思いがけず知り合った写真家アンナ(ノラ・アルネゼデール)と親密になり、惹かれていくフランクだが…やっぱり剥ぎ剥ぎはやめられない。

アンナは大丈夫?やっぱ彼女も剥いじゃう?

・・・といった内容の作品。

キャストで戯言

主演は指輪を運ぶホビット、イライジャ・ウッド

某メガネで毛深い魔法使いがいつまで経っても「ハリー・ポッターの人」から脱却できなかったように、彼も「ロード・オブ・ザ・リングの人」の呪縛は強いようで…。

二人とも仕事を選ばず様々な役柄に挑戦しており、幸い毛深メガネのほうは抜け出た感じですが…イライジャはまだ厳しい印象。早くロード・オブ…に変わる代表作ができると良いですなぁ。頑張れホビット(168cm)

ヒロイン役のノラ・アルネゼデールは映画/テレビドラマの出演は少なく知らん人ですが、美人で雰囲気も素敵。実によろしいのではないでしょうか。

しかし彼女、めっちゃガニ股なのね…。膝ではなく足首から先だけものすごく外を向くタイプの。 終盤、必死に走る彼女はものすごく残念な事になっております。

彼女以外にも頭皮剥がれ役として女性俳優が多数出演しますが、日本で名が知れているような有名どころの出演は無し。その代わり2名はおっぱい、1名は生尻が見られますよ。尻のほうはBBAですけど。

主人公視点で…

本作の最大の特徴はほぼ全編『主人公視点』で描かれるというところ。一人称視点、いわゆるPOV(point of view)ですな。

映画でPOVと言うと『ハンディカメラ(もしくはスマホ)で撮影』という手法があまりにも多いために『POV映画=撮影映像の映画』と勘違いされがちですが、これも立派なPOV。

しかしこれが効果的かと言えば、なんとも微妙な仕上がりでして…。

「犯人目線ゆえの臨場感を感じられる!」という方もいるかと思いますが、映画はカメラワークや構図も含めて楽しみたい派としては、どうも代わり映えのない映像に感じてしまい…。

逆にその淡々とした雰囲気が本作のウリでもありますし1980年版本家のほうでも使われていた手法ですので、まぁこれで良いのでしょう。あとは個人の好みの問題です。

リメイク作品ゆえに…

さすがに1980年作品がリメイク元ですので、ストーリーや設定の古さは否めず。

現代映画ファンが大好きな驚愕のドンデン返しもなく、『女を狙う→殺す→次を狙う→殺す』の繰り返し。全編主人公視点で描かれるため、彼が見ていない部分の描写は無し。せいぜい回想シーンくらいです。

ゴア描写も「アゴからざっくりナイフ」「アキレス腱カット」「口裂け中華包丁」など頑張ってはいるものの、どれもややチープ。肝心な髪を剥く描写もやや抑えめ。というかデコをサラッと一直線切りしただけで、あそこまですっぽり頭皮を剥ぐことはできるのでしょうか…。

解説すべき謎もありませんし、考察すべき事柄も特に無し。フランクがあのような性癖になった理由もしっかり回想してくれるため、あえて疑問とするならば「母ちゃんは売春婦だったんだろうか…それとも単にヤク中の淫乱?」といった程度。

ネタバレしようにも驚きの要素があまりにもなさすぎて、私はいったい何を書いたら良いのやら…。ツッコミ感も中途半端ですしねぇ…。

『フランク君はいっぱい殺して剥ぎました。でも最後は死んじゃいました』

がこの映画の全てです。

ん?あれ?そういえばフランクって、この映画最初の犠牲者となったジュディ以前にも頭皮剥ぎを行っていたんでしょうか…。家には見知らぬ女の髪の毛は無かったような気がするのですが…。まぁどうでも良いですな。

超個人的な戯言感想

…というわけで終了。申し訳ない、本当に特筆すべき事が見つかりませんでした。

オマケ程度に戯言を書かせてもらえば・・・アンナがあんな結末になったのは自業自得な気がしません?

彼氏がいるクセにあの思わせぶりな態度はないでしょうよ。あれは誰だって勘違いするでしょうよ。ヒドイよ、変態の心を弄ぶなんて。

当初は『このコだけは殺さないでくれー』と思っていたのに、彼氏がどうのこうの言い出した瞬間に『殺って良し!剥いで良し!』と思ったのは私だけではないはず。たぶん。

てな感じで締めで良いでしょうか。私もちょっと片頭痛がヒドいので帰らせていただきます…。