映画「30デイズ・ナイト」やたら存在感のあるボスは2分でチーン・・・

こういう直球な「ホラーパニック映画」を観る事は少ないのですが、とりあえずジョシュ・ハートネットを押さえて置くために鑑賞した「映画/30デイズ・ナイト」です。

まぁ・・なんとも普通というか・・・。普通に見どころがあり、普通にツッコミどころがあり、普通に鑑賞できる映画でした。

30デイズ・ナイト
(原題30 Days of Night)


2007年 アメリカ

主なキャスト:

ジョシュ・ハートネット
メリッサ・ジョージ
ダニー・ヒューストン
ベン・フォスター

監督:デヴィッド・スレイド
脚本:スティーブ・ナイルズ、スチュアート・ビーティー、他

原作はスティーヴ・ナイルズの同名コミック。

ネタバレ無しのあらすじ

アメリカ最北端、アラスカ州。隣町と100km以上離れた位置にある小さな町バロウは、30日もの間太陽が昇らない「極夜」と呼ばれる期間がある。

その町で保安官を務めるエバン(ジョシュ・ハートネット)は、「携帯電話が多数燃やされている」「飼い犬が十数匹殺される」などの奇怪な事件に遭遇する。

しかしそれは悪夢の始まりにすぎなかった・・。

・・・といった程度で止めないと、あとはネタバレしか残っていない内容。

あらすじが・・・

なんですか、上の「あらすじ」は。短いにもほどがありますよっ。

いやいや、だって後は「アレ」が出てくる、ってバラさないと書けないんですもの。いちおう「まだ観ていない人向け」のエリアなので「アレ」は伏せておいたほうが良いかな、と。

ましてやダラダラと「〇〇がこうなりましたー、あーなりましたー。そして〇〇というセリフを言いましたー」なんて、よくある「ダラダラあらすじだけブログ」みたいな事書いても何も面白くないじゃないですか。

なのであらすじはこれで勘弁してください。

キャストで戯言三昧

特に好きってわけでもないんですが、ジョシュ・ハートネット追いでの鑑賞です。

なんか彼、若い頃のブラット・ピットに消しゴムを数回かけたような顔してますよね。

ヒロインのメリッサ・ジョージは初見時にはあまり知らない女優でした。

脇役ですが、ボウ(序盤に駐禁とられる人。終盤は活躍するけど爆破で吹っ飛ぶ人)の鼻とほうれい線がマギー・ギレンホールに見えて仕方ありませんでした…


ここからネタバレを含むよ!!
「アレ」が出てくる事も言っちゃうよ!

実に普通

さんざん「アレ」とか言ってもったいぶりましたが、要は「吸血鬼」です。ええ、普通でしたね。

そうなんですよ。この映画、良い意味でも悪い意味でも実に「普通」なんです。

序盤はそれなりに安定した展開で始まり・・・中盤には「おおーっ」と盛り上がれるポイントもあり・・・終盤には「え?え?おかしくない??」という矛盾や強引な展開が混ざりつつ・・・最後はムリヤリな力技で解決。そしてラストシーンは雰囲気良く締める。

・・・という、優等生でも劣等生でもない、平凡な庶民的ホラーパニック映画です。

2007年という時代を考慮すれば、比較的あか抜けている気もしますが・・・それでもやはり斬新とまでは言い難い。

・・いや、ラストの展開は少し斬新でした。ただ、その直後があまりにも「ご都合主義な展開」でいただけなかった。そこだけは実にもったいない。

ホラーにツッコんじゃダメだ!

ホラー系の映画は「あれ?矛盾してない?」とか「え?この展開は不自然じゃない?」という事を気にしたらキリがありません。

どうして頭の悪いカップルは森の奥でイチャイチャするのか!?

どうして美女は湯舟でうたた寝するのか!?

どうして警備員は頻繁に居眠りしているのか!?

もうお約束のようなものです。

この「映画/30デイズ・ナイト」には森の奥でイチャイチャして襲われるカップルは出てきませんし、ステラも湯舟でうたた寝して襲われるような事もありません。

しかし、やっぱり「うーむ?」という謎展開は多数あります。3回目の鑑賞時に箇条書きでメモしてみたら、けっこうな数になりました(笑)ここで1つ1つを挙げる事はしませんが・・・最後のとこだけはやっぱりツッコみたくてしょうがありません。

強引すぎるラスト

最後の見せ場…いや、この映画最大の見せ場と言っても良いのが「エバンが吸血鬼の血を注射し、自ら吸血鬼化して対決!」です。

この発想はちょっと予想外でした。やるなぁ。

しかし、ここからラストまで何回ツッコんでいいのかわからないようなムリヤリ展開です。

そもそも、完全な吸血鬼から採った血じゃなくて「なんか吸血鬼化したっぽかったので、すぐ殺してみた」という仲間から抜いた血ですよ。大丈夫?まだ普通の血なんじゃないの、それ!?

そしてパワーアップして外に出てみれば、なんとボス御自らが「力を試したいか?」と、サシで手合わせしてくれるという・・・。成りたてホヤホヤの一年生吸血鬼には破格の待遇です。

ところが肝心の決着は「なんか急にボスが飛び掛かってきたから、お口貫通パンチでぶしゃー」です。これは無い・・・無いよ・・・。

しかも「力を試したいか?」から「ぶしゃー」まではたったの2分。

途中の「倒れたところを蹴ってグルングルン回す」はすごく良かったんですけどね・・・。

「もう巻きでお願いしますっ!」って感じの、あっさりした最終決戦でした。

とりあえずお好きなら・・

みんなを救った後、エバンは日光を浴びて死んでいきます。そこはなんとも切ない・・・のですが、けっこう鼻血やら頬血やら垂れているのに、キスは危険なのでは・・・。

エバンが動かなくなった後、ステラがじっと太陽を見つめるシーンで「もしかして、ここでステラが吸血鬼化!?」と、ホラーにありがちなエンドで来るのかと思ってしまいました。。。

しかしよく考えれば、町を襲った吸血鬼達も全滅したわけじゃないんですよね・・・。

どうやらこの映画はシリーズ化しているそうです。ちょっと観ていないのでハッキリした事は言えませんが、話は繋がっていないとの事。

ホラーとして特にオススメしたい映画ってほどでもありませんので、「吸血鬼が出る映画は全て観たい!」とか
「ジョシュ・ハートネットに抱かれたい!」とかの理由があれば、観てみるもの良いかと思います。

ただしホラー映画に盛り込まれがちな「お色気要素」を期待している諸兄は要注意・・・

極寒の地の話だから、女性は露出ほぼ無し。
おっぱいはもちろん胸の谷間すら出てこないよ!(笑)