映画『ケース39』デカい蠅にしか…。あらすじ・ネタバレ・戯言

今回の1本は「この娘、どこかが変だ」のキャッチコピーでお馴染み『映画/エスター』を彷彿とさせる『映画/ケース39』です。あらすじ・ネタバレを含みます。

ケース39


2009年 アメリカ

主なキャスト:

レネー・ゼルウィガー
ジョデル・フェルランド
イアン・マクシェーン
ブラッドリー・クーパー
エイドリアン・レスター
カラム・キース・レニー

監督:クリスチャン・アルバート
脚本:レイ・ライト

ネタバレ無しの戯言

社会福祉士として児童保護のために働くエミリー(レネー・ゼルウィガー)。

新たに担当となったサリヴァン家を訪問したエミリーは、小さな娘リリー(ジョデル・フェルランド)と出会う。

不気味な雰囲気を放つ両親に何かを感じたエミリーだが、虐待の証拠が掴めずリリーを保護してあげる事ができない。そんな中、リリーが両親にオーブンで焼き殺されようとする事件が発生する。

どうにか危機一髪でリリーを救い出したエミリーは彼女に里親が見つかるまでの間、一緒に暮らす事を決意。愛情のある家で心の傷を癒してあげようとするのだが…

…なんか変だよ、この娘っ!

・・・・といった内容の作品。

キャストで戯言

いつもこの『キャストで戯言』からスタートするのが定番となってきましたが、今回は残念ながら戯言はありません。

いえ…特に理由があるわけではなく、普通に何も書くことがないんです…。

主演のレネー・ゼルウィガーはなんと言いますか…素敵なプロポーションを首から上で台無しにしていると言いますか…。

リリー役・ジョデル・フェルランドもすごく良いんですが、なにかが物足りないというか…。

そんなこんなでキャストに関してはイジるところが見つかりませんでした。無念。

リアル系?超常系?

本作以外にも『この子供、なんか変だよっ!』という映画は『映画/エスター』『映画/プロディジー』などなど…たくさんあります。ちょっと変化球なところになると『映画/ザ・ボーイ 人形少年の館』もある意味そっち系と言っても良いかもしれません。

この手の作品は最終的に『なんで変だったのか?』というオチが重要だと思うのですが・・・超個人的な好みを言わせていただくと『なんとこの子は悪魔でしたー!!』の超常系オチはあまり好きじゃないんです。。。

子供に限らず、謎の答えをそっち系に持ってこられるとなんでもアリ感が漂ってダメなんですよね。

『映画/エスター』はそのへんを思いっきりリアル系で持ってきてくれたので素晴らしい作品だと思いました(30歳超えてあの容姿をリアルと呼んで良いのかわかりませんけど)。

しかし本作は思いっきり悪魔方向、しかもさらに苦手な『ババーンと悪魔の姿が出ちゃう系』です。うーむ…。

途中まではリアルっぽい方向性で展開するので、そこに漂う不穏かつ不気味な空気感はとても面白いと思いました。怖いですし。しかしエミリーが悪魔化したリリーに追い掛けられるあたりちょっぴり萎え始め・・・最後の水中戦はもうオカルトホラーすぎてフニャフニャ状態。

惜しいなぁ。

良いところも多いが、しかし…

どんどん萎え方向へ落ちていく内容ではあるものの、序盤から撒かれていた伏線はかなり面白く『サリヴァン家の両親がとっていた行動は、真実を知ってみると全て納得いくものだった』のあたりは「おおー」と興奮しました。そりゃオーブンで焼くよね、こんな子供(悪魔)なら。

あの不気味な態度も追い詰められた余裕の無さだったのか…可哀そうに…と同情してしまいます。なんでいちいち奥さんを経由して会話したのかはよくわかりませんでしたけど(笑)

ホント惜しいんです。面白いところはたくさんあるんです。

見た目も可愛いし良いところもたくさんあるのに、どうしても性癖だけが合わない恋人のような感じです。違う、気持ちイイのはそこじゃないんだよっ…と。

…黄色じゃないの!?

私は映画に点数を付けるのは嫌いなのですが、あえて数字で言うのならば『前半90点・後半40点・ラスト10点』といった感じでした。

さきほどの例え(恋人)で言うならば『ルックス90点・性格40点・身体の相性10点』といったところです。

ダメではない、ダメではないんだ。今すぐ別れたいとも思わないんだ。しかしこれでは…浮気の1つもしたくなってしまう…。

と、いうわけで・・・

今回はどうも深く踏み込めない内容となってしまいました。好きな1本ではあるんですけどね。合計3回鑑賞しましたし。

それでも本映画最大の驚きは『リリーが悪魔だった!!』という事以上に…

『あっちの蜂って、黒いの!!?』

が勝ってしまいました(笑) 悪魔による産物だからでしょうか…どう見てもデカいハエのように見えます。。。