ネタバレ『映画/カウボーイ&エイリアン」豪華キャスト無駄遣いの傑作

「つまらん」「ストーリーが小学生レベル」などなど酷評目立つ「映画/カウボーイ&エイリアン」でネタバレ含む戯言・・・と言いたいとこですが、今回はネタバレ無しで。

たしかにキャストの無駄遣い感はありますが、むしろそれを楽しめる人にとっては素晴らしき駄作だったりしますぞ。

カウボーイ&エイリアン
(原題:Cowboys & Aliens)


2011年 アメリカ

主なキャスト:
ダニエル・クレイグ
ハリソン・フォード
オリヴィア・ワイルド
サム・ロックウェル
ポール・ダノ

監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ロバート・オッチー、他

ネタバレ無しのあらすじ

1873年、アリゾナ。

ジェイク(ダニエル・クレイグ)は砂漠で目覚めるが、服はボロボロ、腹には怪我。そして記憶も失っていた。そして腕にはヘンな腕輪。

よくわからないまま、あれやこれやで荒野を進むジェイクだが、たどり着いた町ではエイリアンが襲来!

・・・がなんと彼が装着していた腕輪は時代を無視したような強力な武器でした、ドーーン!!

息子(ポール・ダノ)をさらわれた町の支配者ダラーハイド(ハリソン・フォード)やその他大勢と共に、未知の敵と戦うことになったジェイクの運命は・・・

・・・といった内容で真面目にバカをやる作品。

チープさを楽しむ作品

とにかくストーリーに関してイチャモンつけられる事が多いこの映画。口コミ掲示板を覗いてみると、そりゃもうさんざんな事を言われています。

たしかに小学生の息子が書いたシナリオをパパがちょっと手直ししてあげたようなレベルですが・・・B級SF映画なんてどこでもそんなもんじゃないですか。

むしろ「どうだ~、深いだろう~?」みたいな雰囲気で屁理屈こねてるシナリオより遥かに良い。

無駄に金かけ、チープなシナリオを豪華な面子でやる。それがこの映画の楽しさの方向性なのです。そもそも、気楽に観れるSFアクションに文学作品のような奥深さを求めるのが筋違い。

例えば…

本気で味を評価するべき料理と、そうじゃない料理ってあるじゃないですか。

マックのハンバーガーに対してアレコレとケチをつける人もいますが、じゃあちゃんとしたレストランで食べなさいよ、って話で。

もちろんハンバーガーは金を払って買っているものですし、映画だって金を払って観るもの。安かろうと批判する権利は十分にあります。言いたい人は好きなだけネット社会で荒ぶるがよかろう。

しかし本作はホテルのレストランで出されるような高級料理ではなく、見た目だけ豪華なファストフードみたいなもんなのですよ。細かい事を気にせず手をベタベタにしながらペロリといただくのが粋というものでしょう。

超個人的な戯言感想

…というわけで、まるで映画本編の内容に触れる事なくあとがきに(笑)

ちなみにこの作品の主演はダニエル・クレイグですが、当初はロバート・ダウニー・Jrの流れだったそうで。

個人的にはダニエル・クレイグの勢いで押すノリが好きなので彼で良かったと思いますが、もしそのままロバート主演だったら違った雰囲気になったんでしょうなぁ。

そしてどうでも良い話ですが、ジェイクが左腕を差し出してぶっ放す姿は『コブラ』を思い出しましたなぁ…。