映画『ザ・コール 緊急通報指令室』キャストは良いが…ネタバレ戯言

警官でもFBIでもなく、緊急通報を受けたオペレーターが通話のみで被害者を救う!という『映画/ザ・コール 緊急通報指令室』、ネタバレと結末に加え、あまり同意を得られないであろう感想を含みますのでご注意を。

キャストも好き(ハル・ベリーは除く)だったのですが、うーむ…途中までは良かったんですけどねぇ…。

ザ・コール 緊急通報指令室


2013年 アメリカ

主なキャスト:

ハル・ベリー
アビゲイル・ブレスリン
マイケル・エクランド
モリス・チェストナット
マイケル・インペリオリ
エヴィ・トンプソン

監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:リチャード・ドヴィディオ

ネタバレ無しのあらすじ

ロサンゼルス市警の緊急通報局(911)オペレーターを務めるジョーダン(ハル・ベリー)は、「自宅に見知らぬ男が不法侵入してきた」との通報を少女レイア(エヴィ・トンプソン)から受ける。

しかしジョーダンの判断ミスによりレイアは犯人に発見されてしまい、後ほど遺体となって発見。そのことで自責の念にかられたジョーダンはオペレーターを引退する事に。

そしてレイアの事件から6ヵ月後…。

指導教官として勤務していたジョーダンだが、新人オペレーターの元に「男に車のトランクに入れられ、誘拐された」との通報が入る。

経験の浅い新人に代わり通話を引き継ぎ、被害者の少女ケイシー(アビゲイル・ブレスリン)と通話を始めるジョーダン。今度こそ少女を救う事ができるのだろうか…

・・・といった内容の作品。

キャストで戯言

ええ、わかっていますとも。ハル・ベリーですよね?この映画をキャストで選んだ…というならば、ハル・ベリー推しだと思われるのは必然。

しかし…残念ながら私はハル・ベリーは好きではありません。むしろ「主演が彼女じゃなければ…」と思ってしまうくらいで(汗)

じゃあ誰が目当てなのよっ。

ええ、マイケル・エクランドですよっ!誰それ、そんな人いた?と思う方も多いかと思いますが、犯人役の人ですよっ。

中途半端な作品で中途半端な変人っぷりを披露させられる事が多い彼ですが…本作もやっぱり中途半端ですなぁ。彼はもっとキレッキレの変人を演じさせたほうが魅力倍増なのに…。

皆様にはぜひ『映画/ディヴァイド』での彼を観ていただきたい。内容はちょっとアレですが、ベスト・オブ・マイケル・エクランドを存分に見る事ができますよ。

そしてこれもまた賛同を得られないとは思うのですが…もう一人のお目当てはアビゲイル・ブレスリンになります。トランクに詰め込まれる少女役ですな。

「友達(エラ・レイ・ペック)のほうをを誘拐してくれよっ!」と思った方も多いかと思いますが、私としてはこっちで犯人グッジョブ。

終盤、上半身下着姿を披露してくれる彼女ですが…小柄で胸板が厚め(胸は小さめ)、いわゆる「鳩胸貧乳」は私の超好み体型ですので、もはや眼福の極みです。

ええ、わかっていますとも。そんなに否定しないで下さい…。


ここからネタバレと結末を含むよ!!

通話だけ…じゃないのね

日本版のポスターでは…

『想像しろ、通話だけで彼女を救え』

というキャッチが付いていた本作。

私もオペレーターとして通話だけで少女を救おうとする展開にはハラハラドキドキ。「そこまでやらせる!?」とツッコむのを忘れるくらい、手に汗握ってのめりこませていただきました。

しかし…え!?外に出ちゃうの!?

全然「通話だけ」で救ってないじゃん!(笑)

まぁ映画的なエンターテイメント性を考えれば後半の展開はアリだと思うのですが、せっかく良い設定だったのに安っぽくなってしまった…という感じも。

彼女は緊急通報局から出ないからこそ、独特の緊迫感があった気がするんですよね…。出てしまったら普通のサスペンスですもの。

ラストのアレは…

ここも賛否両論わかれるであろう、結末のアレ。

最終的にジョーダンとケイシー二人がかりで犯人を拘束し、放置プレイでざまーみろエンド…ですよ。

「スカッとした!」「犯人ざまぁみろ!」

そんな感想でスッキリの方も多いと思います。ええ、全然それで良いと思いますよ、おかしいとは言いませんし否定もしません。

ただ…あくまでも私個人としては『そこまでの展開をさらにダメにするクソエンド』でした。。。

ああいった結末にされてしまうとジョーダンは正義の人ではなくなってしまいますし、ケイシーも勇敢に頑張った被害者ではなくなってしまう。単なる「私怨に囚われた愚かな女」に成り下がってしまうではないですか…。痛快でもなんでもない。

ベッタベタではありますが、あそこは普通に助かる流れ(犯人は殺してもOK)にして、約束通りに週末に二人で映画を観に行く姿を描いて良かったんじゃないかと。

一味違う余韻を残したいならば、そこで何かゾワッとする流れを持たせつつ幕を閉じる…とかにしたほうが良かった気がするんですよね。

いえいえ、あんな感じにダークな結末は嫌いじゃないんですよ。むしろ好物なほうです。しかし、この映画に限ってはそうじゃないよな…と。

超個人的な感想戯言

…という事で、私個人としては『序盤~中盤はめっちゃ面白い・後半はちょっと残念だけど許容範囲・結末はクソ』という感想に。惜しいなぁ。

「現場とコールセンター」という異なる場所にいながら、共に力を合わせて勇敢に犯人と戦ってきた二人の姿はとても素晴らしかったのに…一気にラストで幻滅ですよ。

自分の感情優先で生きているような女性が鑑賞すれば『犯人ざまぁ!やっぱ女子は強いね!!』と悦に入って気分良く終わる作品なのでしょうが…それってどうなんでしょう。頭悪い気がするんですが…。

もちろん男性でも「キモい犯人にも復讐できたし、スカッと爽快だった!」と思う方はいると思いますし、評価も高い作品ですので…毎度の事ですが私の考え方がちょっとアレだという事で。

なにせ「ハル・ベリー嫌い。マイケル・エクランド萌え」とか言っている人ですよ、しょせん勘違いの戯言です。はははは…(涙)