映画『マッド・ナース』主演女優に異議あり!!…でネタバレ戯言

エロとグロとサイコが渦巻く『映画/マッド・ナース』でネタバレ含む戯言を。もうどう見ても「超B級なセクシーホラー」の香りがプンプンなのですが、最後まで鑑賞してみるとこれまた意外に…。

マッド・ナース


2013年 アメリカ

キャスト:

パス・デ・ラ・ウエルタ
カトリーナ・ボウデン
コービン・ブルー
ニーシー・ナッシュ
ボリス・コジョー
マイケル・エクランド

監督:ダグラス・アーニオコスキー
脚本:ダグラス・アーニオコスキー

ネタバレ無しのあらすじ

そのセクシーな肉体と美貌(異議あり!)を武器に、悪い男にキツーいお仕置きを食らわす女、アビゲイル(パス・デ・ラ・ウエルタ)。

そんな彼女の昼間の顔は、オール・セインツ総合病院で働くやり手の看護師。

新人看護師のダニー(カトリーナ・ボウデン)に目をつけたアビゲイルは、あの手この手を使ってどうにか自分のものにしようとするのだが……って、男にお仕置きはどうした!?

・・・という流れで、エロとグロとサイコが絡み合う作品。子供は見ちゃダメよ。
(R18版とR15版の二種類あり)

キャストで戯言

突然ですが…うどんと蕎麦はどちらがお好きですか?え、うどん?奇遇ですね、私もです。

しかし『絶対にうどんのほうが美味い。蕎麦のほうが美味いと言っている人間は絶対に間違っている』とか言えませんよね。なにごとも自分の価値観でしか考えられず、そういうこと言っちゃう人もいますけど。

えー、そんなまわりくどい例まで出して何が言いたいのかといいますと…

価値観は人それぞれ!好みも人それぞれ!!

…という事です。いいですか、どう考えるかは人によって違う。それを他人が否定するほうがおかしいんですからね。というわけで、

もう無理!どう見ても主演の人は無理!!

なにが「美貌を武器に」ですか冗談じゃない。見てるうちにセクシーに見えてくる…という意見も頭では理解できますが、心と身体は受け付けません。もし全世界に二人きりの男女になってしまったとしても絶対無理!…と断言できるくらい、私のスタンド射程距離外です。100点満点で5点です。

おっと名前を忘れていました。パス・デ・ラ・ウエルタという女優さんでした。

ちなみに彼女は本作の撮影中に怪我をしたとして、監督などを相手に5500万ドル(日本円で約60億円)の訴訟を起こしたとのこと。最終的にどうなったのかは知りませんが、正直興味もありません。

そんなブサ…おっと、好みの分かれる顔の女優よりも…もっと魅力的な俳優が出ていたじゃないですか。

そう、そうですよ。え、ダニー?

あー、『映画/タッカーとデイル』にも出演していたカトリーナ・ボウデンですか、違います違います。たしかに主演の108倍は美人だと思いますけど。

彼ですよ、マイケル・エクランドですよ!

©Lions Gate Entertainment

「誰このひと?」と思った方は廊下に立っていなさい。もしくは廊下でナニかを立たせていなさい。

相変わらず彼の魅力が全く発揮できないチョイ役で、自称「日本で最もマイケル・エクランドを愛する映画好き」の私としては非常に悲しい…。でも予想外に会えてちょっぴり嬉しい…。

ひとつ、人の世の生き血をすすり…

冒頭から目に飛び込んでくる過激な衣装とセクシーな後ろ姿。もうスケスケすぎて生尻まで見えています。

おお、やっぱりこういう作品だもんね、いやー楽しみだなぁ、さてさてお顔は……とドキドキしているところへ振り返ってきたのは…

ギャー!!!

もう楳図かずお作品ばりの顔で「ギャー!」ですよ。イラスト貼ろうかと思ったけど著作権があるから貼りませんでした。

まぁ主演女優に関してはすでに「キャストで戯言」でミソクソに書いたのでもうやめましょう。好きな人もいると思いますし。

そして妻帯者でありながら浮気にうつつを抜かすダメ男にお仕置きプレイ!ときましたか。どうやら『エロティックに男を絡め取り、エグいお仕置きをするナース』のお話のようですな。

…と思いきや、早々に彼女のターゲットは新人看護師ダニーへ。しかもお仕置きでも成敗でもなく、単なる自分の欲求。…あれ?世直しは?


ここからネタバレを含むよ!!

セクシーも多いが血も多い

どうやら私の勘違いだったようです。

アビゲイルは決して『いけない男にキッツいお仕置きを加える、正義のダークヒロイン』ではなく、ただの『頭がアレなサイコさん』でした(笑)

本作はR18版とR15版が存在しており、私はR15版の鑑賞。それでもエロティックなシーンは多く、それなりにセクシーホラーとして見れる描写が多数。

なぜかアビーは上だけ下着着用・下半身おっぴろげのスタイルが好きなようで、ボカシ処理を発動させていますし。

そしてR指定は性的描写だけの話なのか過激描写も関係しているのかは不明ですが、エロス以上にスプラッタ表現もかなり多し。後半なんてそりゃもうブシャー!でグシャー!ですよ。

ただし「エグいグロさ」ではなくシンプルに「血だらけ」の方向性ですので「赤いのは大丈夫!」という人ならば問題ない範囲かと。

超個人的な戯言感想

てっきり単なる『B級(C級)お色気作品』で我慢の鑑賞になるかと思いきや、物語が進むにつれてグイグイ面白さは加速。

終盤はダニーに対し「あんた追っかけられてるのか追っかけてるのかどっちなのよ!」とツッコミたくもなりますし、多少ぶん投げっぱなしで終わっている部分もありますが…たたみ掛けるような展開&最後のオチも含め、意外に本気で作られているサイコホラーだったのは予想外。

思った以上に「映画」でした。

これで違う女優が主演だったら、もっともっと評価が高くなったんですけどねぇ…。(まだ言う)