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突然ですが…都会の喧騒に疲れてくると田舎でのんびり暮らしたくなったりしますよね。

口うるさい彼女に疲れた時はほんわかした女性に惹かれたりもしますし、巨乳モノばかり見ているとたまには貧乳系でいくか…という気にもなります。

そんなノリで「最近疲れる映画ばかり見ていたし、たまには気楽なアホ映画でも…」という理由からチョイスした「映画/キュート・リトル・バニーズ」

まさに期待を裏切らない、最低のクソ作品でした(誉め言葉です)。

キュート・リトル・バニーズ
(原題:Cute Little Buggers)


2017年 イギリス

主なキャスト:

クリストファー・デイン
キャロライン・マンロー
ゲイリー・マーティン

監督:トニー・ジョピア
脚本:ギャリー・チャールズ、アンディ・デイヴィー

ネタバレ無しのあらすじ

イギリスのとある村に、はるか彼方から異星人のUFOが飛来する。

異星人は種の存続のため、他の星の生物と交配して遺伝子を持ち去ろうと、野ウサギと合体して女性を捕獲し始める。もちろん男は容赦なく殺害。

父と息子の絆がどうとか、再会した男女の愛とか、そんな感じのテーマを織り交ぜようとしている気がするものの、とにかく「ひどいCG」と「クソみたいな展開」のせいでさっぱり入ってこない・・・。

・・・といった内容の作品。

注)動画は予告編ではなく、冒頭部分の一部カット版になります

学生サークルの自主製作映画のような・・

とにかく、本当に2017年制作の映画?と疑いたくなるような、あまりにもチープな作りです。

素人のようなカメラワークに、陳腐なセリフ回し。アクションもガキ臭い。そして肝心の「エイリアンと融合したウサギ」のVFXも、プレイステーション2時代のようなお粗末さ。

そしてこの手の映画にしては無駄に多すぎる登場人物(笑)

観る前からある程度のヒドさは覚悟していましたが、開始15分の時点ですでに許容範囲を越えるクソっぷりです。

「セクシーホラーコメディ」のような形で世に送り出されてきている本作ですが、正直そのジャンルに入れるのもどうかと思う出来で・・・。

まずは「セクシー」

えー、とりあえず胸をぺろーんと見てくれる女性は多数出演しています。ざっと数えても5~6人。もしかしたらもう少し見れたかもしれません。

この「セクシーホラー」もしくは「エロティックホラー」というのはジャンルとしてもメジャーで、数多くのB級エロティックホラーが生まれては消えていっています。中には「映画/スピーシーズシリーズ」など有名作品もあり、由緒正しきジャンルとも言えましょう。

しかし・・・「とりあえず脱ぎさえすればセクシー」というわけでもないのが現実。

せっかくの「異星人が地球人と交配目的で飛来する」という設定なのに、肝心の交配シーンはありません。ホラーウサギと美女の交配シーンなんて、ものすごく興奮要素になったかもしれないのに・・・。

そういうところも中途半端というか、なんともガキ臭い作りになっています。

続いて「ホラー」

ここはもう、とにかく「CGならびにVFXがひどい」に尽きます。グギャー!とよくわからない口を広げるシーンは毎回同じ向き、同じ形。触手のようなものを一瞬見せたりしますが、とにかく違和感丸出し。

腕を引きちぎったりなどのグロ演出はあるものの、チープを通り越してもはや不自然。

その出来の悪さから「安っぽいゲーム」を見ているかのような気分です。

ちなみにCGとVFXって何が違うのよ?という方は・・・こちらの記事をどうぞ。

映画豆知識【CG】と【VFX】の違いは?【SFX】とは?

映画では耳にすることが多い『CG』『VFX』『SFX』という単語。なんとなく意味はわかっていても、その違いを説明するとなると難しかったりも。 今回はCG、VFX、SFX…

最後に「コメディ」

若い頃って、洋画のコメディを観ても「何が面白いのかわからん」「笑いどころが意味不明」と思っていました。とても苦手だったんですよね。

ところが10年以上洋画漬けで、邦画はテレビもドラマも映画も見ない・・という人生を送っているうちに、あちらの笑いが徐々にわかってきました。

昔はよくわからなかった「アメリカンジョーク」というヤツも、今では腹を抱えて笑えます(笑)

・・・が、しかし。この「映画/キュート・リトル・バニーズ」は面白くない。

「ああ、ここは笑わせようとしてやってるんだな」というのは理解できるんですが、面白くない。

唯一声に出して笑ったのは、物語終盤に「草原をピコピコと進んでくる、出来の悪いウサギCGの大群」を見た時の・・・

がははは!なんだこりゃ!?(泣き笑い)

でした。

学生サークルにも及ばない・・・

冒頭からずっと「出来の悪さ」を存分に展開してきた本作ですが、特にパーティー会場でのパニックからがヤバい。

パイプが後ろから刺さって、口から出てじゃじゃーん!とか・・・柵に触れて電気びりびりー!とか・・・

そのへんの中学生がYoutubeにアップするために作った動画のようです。冒頭で学生サークルの自主製作・・・と言いましたが、そのレベルにも遠く及ばないお粗末さ。

そしてまた登場人物のキメ感も、中学生の発想レベル。

「構想に技術が追いついていない」という惜しい映画はたまにありますが、この映画は「構想がダメなうえに技術も無い」です。よくこんなものを商業映画として公開できたなぁ・・と、ある意味感心してしまいます。

見どころが無いのが見どころ

さんざんミソクソに書きましたが、たまにはこんな映画もアリでしょう。100点満点中、8点くらいの映画です。

おっぱいはデカけりゃ良いってもんじゃないように、映画も面白けりゃ良いってもんじゃ・・・・いや、面白ければ良いですね。

でも需要はありますよ。鑑賞後、私は「これを選んで良かった」と思いましたし。

これが変に引き込まれる展開だったりしたら、せっかく「癒しのバカ映画」を選んだつもりなのに、結局疲れる事になりますし・・・ムラムラが止まらないほどのエロスが展開されてしまったら、違う意味で疲れる事になりますし・・・。

ちなみに皆さん、エンドロールは最後まで観る派ですか?

おそらくこの「映画/リトル・キュート・バニーズ」は劇場公開されていないので、DVDもしくは動画配信サービスでの鑑賞になると思います。

ふぅ、終わった・・・と、エンドロール始まってすぐ止めてはいけませんよ?その後にまたオマケストーリーが付いています。こういう映画、よくありますよね。

まぁ見る価値もないオマケ・・と言ってしまえば身も蓋もないのですが、いちおうお金を払って見ていると思うので見ておきましょう。

そして、さらに・・・

その後再開したエンドロール後、最後の最後にもまだオマケ映像があります。しつこいよ(笑)