映画「アウェイク」術中覚醒とは?本当にあるの?

この映画で最大のポイントとなっている「術中覚醒」果たして、実際に起こりえる事なのでしょうか?

いつもふざけた戯言三昧ですが、今回はちょっと本気で調べてみました。

アウェイク

2007年 アメリカ

主なキャスト:

ヘイデン・クリステンセン
ジェシカ・アルバ
テレンス・ハワード
レナ・オリン

監督:ジョビー・ハロルド
脚本:ジョビー・ハロルド

映画「アウェイク」本編の記事はコチラ!



今回は「術中覚醒」の話以外のネタバレは含まないよ!

術中覚醒とは・・

術中覚醒(アネセシア・アウェアネス)は実際に医療の現場で確認されている現象で、全身麻酔中の患者が「意識がある状態」になる事(個人差あり)

その数は年間3万人にものぼると言われている。

この作品中のように「痛みまで感じる」というのは非常に稀なケースだそうです。

術中覚醒の原因

日本臨床麻酔学会シンポジウムでの資料「実例から学ぶ術中覚醒」からざっくりいくと・・・

  • 麻酔薬の不足
  • 鎮痛作用の相対的不足
  • 個人差の評価ミス
  • 原因不明

となるそうな。

この「麻酔薬の不足」には、設定間違いや停止後の再開忘れなど・・人的ミスも多く含まれており、そりゃないよ感があります。

聞こえるの?痛いの?

術中覚醒は個人差が大きく、多くは「周囲の声が聞こえる」「メスを入れられた感覚がわかる」といった程度。

前述の資料に記載された「実際に術中覚醒が起こったケース」では、「手術終了後、術中の周囲の会話を覚えていたり、術中の記憶があった」といった感じです。

中には「手術中に開眼」といのもあり・・・これは医者のほうが怖い(笑)

映画のように「痛みも感じる」というのは非常にまれなケースだそうです。

しかし、まれってことは・・・・可能性ゼロじゃないんだよね・・。

全身麻酔

現在おこなわれている「全身麻酔」というのは、1934年にアメリカのアーネスト・ヴォルワイラーが開発したチオペンタールという麻酔薬品を使用しているのですが、「なぜこの吸入麻酔が効果あるのか」は現在に至るまで分かっていないそうな・・・。

「あれ?理由はわからんけど、なんかコレってイケるんじゃない?」

というノリで、100年近くもガンガン切ったり取ったりしている・・・という事ですか。すごいな、医学。

まだ見ていない方は映画で・・

私は幸い、全身麻酔というものを経験した事がないのですが、これから先はどうなるかわかりません。

歯医者で「麻酔が効きづらい体質ですね」と言われる事が何度かあったので、ちょっと心配です。

楽しい話が聞こえるならまだしも「あ。やべ切っちゃった」「あー、大丈夫です、2個あるし」とか、そんな会話が聞こえたらイヤだなぁ。。。

「この患者さん、身体は大きいのにアレは小さいですね」とか、そんな会話も聞きたくないなぁ・・・