映画「ナイトクローラー」道徳観を打ち砕く、認めたくない現実(ネタバレあり)

私が最も好きな俳優の1人でもある、ジェイク・ギレンホール。

この作品で彼は役作りのために9キロの減量をし、奥深い狂気を秘めた役柄を見事に演じてくれました。

本国でも非常に評価の高い作品です。

ナイトクローラー
(原題:Nightcrawler)

2014年 アメリカ

主なキャスト:

ジェイク・ギレンホール
レネ・ルッソ
リズ・アーメッド
ビル・パクストン

監督:ダン・ギルロイ
脚本:ダン・ギルロイ

ネタバレ含まないあらすじ

事故や犯罪の現場に急行し、過激な映像を撮影する「ナイトクローラー」と呼ばれる報道パパラッチ。彼らの姿を目撃した無職のルイス(ジェイク・ギレンホール)は、自分もその世界へと飛び込む。

全くの初心者からのスタートでありながら、持ち前の大胆な性格と非常識さで瞬く間にナイトクローラーとしての才能を開花させていくルイス。

しかしショッキングな映像を求めるあまり、彼の行動はどんどん常軌を逸していく・・・。

・・・といった内容の作品。


ここからネタバレを含むよ!

理想と現実

謙虚で他人に配慮する人間は、周囲に潰されて下を向く。

傲慢で自己中心的な人間が、成功を収めてふんぞり返る。

道徳の時間に習った善悪観など通じず、まんが日本昔ばなしで語られていたような「マジメで正しい人が最後は幸せになる」なんて、ただの絵空事。

悲しい事に、今はそんな時代になってきています。もしかしたら、遥か昔からそうだったのかもしれません。

この「ナイトクローラー」も、そんな無常さを感じさせる作品です。

主人公のルー(ルイス)は自己愛性人格障害とも言えるほどの「傲慢さ」「承認欲求の高さ」そして「自己中心的思考」を持っています。

他人の気持ちや、道徳的な善悪なんてどうでもいい。いや、「どうでもいい」という感覚すらない。ごくごく当たり前に、自分の欲求と要求だけで生きています。

こういうヤツはいつか痛い目みるんだ・・・と、「世の中とはそうあって欲しい」という願いを踏みつぶすかのように、彼は最後まで自己中心的に成功し続けます。

「道徳的な善悪」と「人生の成功」は別の話である、という・・・非常に認めたくない、しかし目の前にある現実。それを突きつけてくるような、メッセージ性の高い作品でした。

最初はみんな素人

うーむ、マジメな事ばかり書いてたら、ジンマシンが出てきました。かゆい。

映画の序盤、ルーが「よーし、オレもナイトクローラーになるぞー!」と思いつき、警察無線とカムコーダ(ハンディビデオカメラ)を購入し、素人パパラッチとして活動を開始するシーンがあります。

どこから見ても素人丸出し、持っているカメラも「ホームビデオを撮るのかよ」といった感じのチープな機材。でも当の本人は大真面目で「オレはナイトクローラー!」と思って活動している、という・・・。

ここ、すごく微笑ましいというか・・・「あああ・・・こうだったよな・・」と感慨深い気持ちにさせられました。

実は私、ココ以外に「旅の写真ブログ」も書いています。

ある日急に「写真家になろう。各地で風景などを撮り、それで食っていこう」と決意し、カメラを持ってあちこち巡りました。もちろん私は芸術系の学校など出ていませんし全く経験もありません。

カメラの事などさほど知らず、最初に持ち歩いていたのは「中古で買った単なるコンパクトデジカメ」(笑)

歴も長くなり、写真でご飯が食えるようになり、それなりのカメラを持ち歩いている今となっては「がははは。まるで素人だったなぁ、ハズカシー」と笑えるネタなのですが、その当時は本気で写真家のつもりで活動していました。

そんな自分とカブり、とても親近感が湧いたシーンです。

なぜそこを狙う・・

うーむ、どうも今回はおふざけが足りない文章になっています。いかん。

ああ!ありました、ありました!良いネタが。

全国の諸兄に聞きたいのですが・・・ニーナ(レネ・ルッソ)って、イケます?

いやー、無いわー!私的には4000%無い。ムリムリ。

「映画/メジャーリーグ」など、昔は美人だったのですが・・・時の流れは残酷です。

せっかく弱みにつけこんでセクースに持ち込むなら、もっと若いコにすれば良いじゃないですか!いたじゃない、編集室にジェニーっていう可愛い女のコが。そっちにしようよ!!

アレかなぁ・・・熟女好き、ってヤツなのかなぁ。叶姉妹とかも平気でペロリなのかなぁ・・・。

なによりもそこに「彼の最大の狂気」を感じてしまいました。。。

彼女とのプレイを撮影すれば、それはもう「目を覆いたくなるようなショッキングな映像」になりそうだよ、ルー!