【当ページには広告が含まれています】

今回の1本は『映画/スピーシーズ 種の起源』、某VODサービスで発見し、あまりの懐かしさに鑑賞してしまいました。

古い作品ですがキャストがものすごく豪華だったんですね、この映画。個人的に大好物な俳優も出演しており、そこは非常に楽しめました。

え?エロですか?たしかにスピーシーズと言えば『アダルトSF』の先駆けとも言える映画。しかし…

うーむ、なぜ当時はコレをあんなにエロティックに感じたのでしょう?大人になりきった今では、普通にB級ホラーといった感じです。。。

スピーシーズ/種の起源


1995年 アメリカ

主なキャスト:

ベン・キングズレー
マイケル・マドセン
アルフレッド・モリナ
フォレスト・ウィテカー
マージ・ヘルゲンバーガー
ナターシャ・ヘンストリッジ
ミシェル・ウィリアムズ

監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:デニス・フェルドマン

H・R・ギーガーがデザインを担当

ネタバレ無しのあらすじ

人類が宇宙へ向けて発信したメッセージ。それに対し、地球外生命体からいくつかのメッセージが返ってきた。

その1つに未知のDNA配列があり、科学者達はそれを用いて新たな生命を誕生させる。

シルと名付けられた彼女(ミシェル・ウィリアムズ)は外見こそ普通の人間と変わらないものの…異常なまでの成長速度をもち、身体能力も非常に優れていた。

危険と判断した科学者達の手によって殺処分される事となったシルだが、観察室を破壊して研究所を逃亡。

瞬く間に美しい女性(ナターシャ・ヘンストリッジ)へと成長した彼女は、子孫を残すために男たちを誘惑していく…

・・・といった内容の作品。

注)予告編は英語版

キャストで戯言

本作品が公開されたのは、今から約25年前。まだ私も毛も生えない小僧だった頃です。いや、早熟だったので毛は生えていたかもしれません。

当時は俳優なんてロクに知りませんし、なによりも単純に「エッチなエイリアン映画」といった認識でしたから、登場人物(特に男)なんて気にもしていませんでした。

しかし!今改めて観てみるとものすごく豪華なんですよねぇ、この映画。

不動のハゲ王ベン・キングズレーに、アカデミー&ゴールデングラブ賞俳優のフォレスト・ウィテカー

さらにボサーっとした顔が個人的に大好きなミシェル・ウィリアムズ。彼女はまだ幼さくて、ヤボったい顔がさらにヤボったいですな。アルフレッド・モリナは若くてちょっと気持ち悪いです(笑)

そしてマイケル・マドセンは安岡力也ばりに「昭和!」といった感じの古臭い演技をバッチリ披露してくれていましたし。物語ラストのキメセリフ、当時はカッコ良かったのでしょうが…平成も終わり令和になってしまった現代ではただただサムい気もしますけど。

アレコレと古いが、けっこう頑張っている

公開直後の感想ではなく、長い時を経過したうえでの感想となりますので…やはり至る所に『古臭さ』を感じずにはいれません。

ストーリーもセリフも演出も、とにかくいろいろとアレです(笑)おおらかな時代だったんですねぇ、当時は。

しかしVFXに関してはかなり頑張っているのではないかと。

天候からカーアクションに至るまで、なんでもかんでもCG使ってVFX!ってな時代になってしまいましたが、身体からウネウネと触手が生えてきたり…背中からズズズズと何かが生えてきたり…当時としてはインパクトのある演出だったのではないかと。

CGとかVFXとかSFXとか、良くわからんぞ!ってなキミはこっちで勉強だ!

映画豆知識【CG】と【VFX】の違いは?【SFX】とは?

映画では耳にすることが多い『CG』『VFX』『SFX』という単語。なんとなく意味はわかっていても、その違いを説明するとなると難しかったりも。 今回はCG、VFX、SFX…

今回はネタバレ少なめ、単なる戯言だよ!

コロコロ変わる姿に一喜一憂…

初見は20年以上前ですので内容はかなり忘れており、普通にワクワクしながら鑑賞することができました。

いやー、ミシェル・ウィリアムズ可愛いなぁ。好きな女の子の子供の頃の写真を見せてもらった気分です。

このぷっくらした顔、ぱっちりしていない眼、不満そうな口元。どれをとっても・・・うーん、冷静に見るとそれほど美人じゃないんだね、この人(笑)でも個人的にツボなんです。しかも私はロリコンですから、この幼さは反則級。

そんな愛しい彼女なのですが、割と早々におっぱいさらけ出して成長してしまいます。ああー…もうミシェルは見れないのか…短い恋でした。

…と思ったら、出てきたおっぱい女はなかなか美人だっ!やった!(笑)

この『成長したシル』役のナターシャ・ヘンストリッジ、モデルが本業だったところを本作でブレイクし、女優へ転向したそうです。たしかに美人で演技も良い。

その後、あっという間にギーガーなビジュアルになってしまうシルですが、ちょいちょい美人に戻ってくれるのが救いです。いやー、ずっとあのルックスでいかれたらどうしようかと思いました。

いくら生殖機能がついていたとしても、見た目がギーガーじゃ男のほうが無理ですもんねぇ。仲間うちから『地雷処理班』と呼ばれるブス専…いやいや、ファニーな女性が好みの私としても、アレは無理です。。。

あんたのほうが霊能力者だよ

この『映画/スピーシーズ 種の起源』、やはり古い作品らしく物語としてはストレート。特に斬新などんでん返しはありませんが・・・シルが自分の死を偽装するなど、ちょっと頭をヒネる展開もあります。まぁものすごくツッコミどころがありますけどね(笑)

ベッタベタな展開や「いかにも」というご都合展開もお約束のうちでしょう。果てはラストの余韻もホラー映画の王道です。

しかしローラの超能力っぷりは…

霊能力者としてメンバーに加わり、超感覚で『来てるよ』とか『悲しんでるよ』とか言うダンはそれっぽくて良いのですが、分子生物学者のローラのほうが気になって仕方ありません。

これはあーなんだわ、こーなんだわ、とまるで何かが見えているような即決っぷり。地下に降りても「これは地震で空いた穴よ」と即答。非常に博識…という事なのかもしれませんが、もうあんたのほうが霊能力者じゃないのかと思えるような説明セリフ全開っぷりでした。

でも彼女の経験豊富な肉食っぷりは素晴らしいですなぁ。パンツを脱がせて食らいつくシーンは本作品で一番の『エロス』を感じました(笑)

続編は…

…という事で。

肝心のストーリーにはほぼ触れない感想となってしまいましたが、気軽なエンターテイメントSFホラーとしては今観てもそれなりに楽しめる作品でした。

そしてこの映画は続編もどんどん展開されているんですよね。

『スピーシーズ2』『スピーシーズ3/禁断の種』まで話が繋がっており、そこでいったん完結。その後の『スピーシーズ/新種覚醒』(実質的なスピーシーズ4)は世界観の違うオリジナルストーリーだそうです。

私はそれらすべて未鑑賞ですので、これを機にちょっと見てみようかな…なんて。

さらには『スピーシーズX/美しき野獣』という、まるでシリーズであるかのような作品もありますが…そっちは本作とは全く別モノ。原題は『DECOYS』ですので製作者に罪はなく、罰せられるべきは本家のエロSFホラーな雰囲気に便乗した邦題をつけた人間です(笑)

そちらもシリーズ化されており、『スピーシーズXX/寄生獣の誘惑』『スピーシーズXXX/寄生獣の甘い罠』『スピーシーズXXXX/寄生獣の囁き』『スピーシーズXXXXX/美しき寄生獣軍団』『スピーシーズXXXXXX/寄生獣の吐息』と…

もう『X』増えすぎてわけわからんよ!という展開になっています。

本家よりもツッコミどころがありそうですし、エロスも強めな予感がしますので…こっちのほうも機会があれば追ってみたいと思います。個人的にはおっぱいよりも生尻が多いと嬉しいなぁ…。